活動記録2018/12/10 
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●島内のあちらこちらにゴミ箱が・・・

2001年に「クリスマス島クリーンアップ基金」を起ち上げました。これはゴミをゴミ箱に捨てる、という習慣のないクリスマス島が属する『キリバス共和国』の子供たちの教育のためです。2001年にはまずクリスマス島でゴミ箱作りから始めました。


【2001年】ゴミ箱を制作し島内に設置。


【2018年】島内、何ヶ所にもゴミ箱、空き缶専用リサイクルボックスが・・・



【2000年】島内にはゴミ箱も無く、ゴミがあちらこちらの路上に・・・


【2018年】島内、路上にはほとんどゴミは落ちていない。民間で週一でゴミ拾いを実施し始めたようです。



●2004年地元100人の子供たちと行った「ビーチ・クリーンアップ」後、14年経って・・・

14年前に、クリスマス島の人口密集地域で、「ゴミの吹き溜まり」になってしまっているラグーン(潮の流れで一番ゴミが流れ着いてしまう場所)のビーチ・クリーンアップを実施しました。


2004年10月に行った「ビーチ・クリーンアップ」

清掃前   清掃後


手をつないで各自の腕幅分(150cm×100人)、合計約150mのビーチクリーンアップ



■参加者
・ St. Francis高校:約50人
・ IM高校:約30人
・ 両校教員と政府職員:約20人
■集まったごみ量
・ やしの葉:5tトラック2台分(約20m3)
・ やしの実・その他:2tトラック6台分(約24m3)
・ アルミ缶:ごみ袋15袋分(約30kg)
・ ガラスびん:ごみ袋4袋分(約40kg)
・ プラスチック:ごみ袋60袋分(約90kg)
・ スチール:ごみ袋10袋分(約50kg)


「ビーチ・クリーンアップ」後14年経った今、そのラグーンがどのようになっているか視察しにいったところ........

「ゴミの吹き溜まり」であったこの場所にホテルが!!! 14年前、いろいろな場所を回り、島内で一番汚かったこの場所を選び、子供たちの教育のための「ビーチ・クリーンアップ」を催しました。この場所は、潮の流れの関係でゴミが流れ着いてしまう「ゴミの吹き溜まり」です。今でも油断するとゴミがどんどんと流れ着きます。しかし、「一度キレイにした場所は、キレイに保ちたい」ということに気づいてもらえ、今でもこのラグーンをキレイに保ち、そしてその「ゴミの吹き溜まり」にホテルを!! この場所は島民にとっても私たちにとっても大事な場所で、今後もしっかりと注目をしていきたいと思います。

【2000年】同じ場所のラグーン。

【2004年】同じ場所のラグーン。

【2009年】同じ場所のラグーン(ビーチ・クリーンアップ後5年経って。キレイに保っています)

【2018年】同じ場所のラグーン。

 
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