活動記録2006/10/17  
●アルミリサイクル「5kgインゴット」第1号!!
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椰子の実のみを燃料とした炉で、島に捨てられている約420個のアルミ缶を溶かして5kgインゴット(長さ約60cm)を制作。3日間で24本制作。『5kgアルミインゴット』は世界市場で売買取引されている。

■アルミインゴットの作成の手順
1. トラックでアルミ缶をつぶす
2. 燃料用やしの実の殻のストック
3. アルミ缶を投入 4. 溶け出したアルミ
5. 型に流し込まれるアルミ 6. 完成したアルミインゴット
7. アルミの試作品 8. 3日間で作成したアルミリサイクル品
9. 3日間で作成したアルミリサイクル品

■アルミ使用量
 インゴット1本≒5,000g
 インゴット1本にアルミ缶約420個
 (16g÷1000)×(75%÷100)×420個=5040g

■使用したアルミ缶の個数
 インゴット :420(個)×24(本)= 10080(個)
 他の試作品(200g):100(個)×15(作品)= 1500(個)

■使用したやしの実の殻の個数
 1日7時間稼動で約500個×3日=1500個


●国内で初の環境教育用テキストを作成、配布
クリスマス島にある全ての学校(2高校、1中学校、3小学校)に対して、国内で初の環境教育用テキストを作成しました。高校と中学校は全学年、小学校は5,6年生を対象とし、一人一冊を配布しました。内容は、ごみ問題や地球温暖化など、島内の環境を中心的なテーマとして扱っています。


●医療法人「徳州会」の協力を得て、血圧計および体温計を島に一カ所しかない診療所に寄付

医療法人「徳州会」の協力を得て、血圧計および体温計(各10個ずつ)を島に一カ所しかない診療所に寄付しました。現在クリスマス島では医療環境がとても乏しく、この問題は今後の課題です(写真は、今回クリスマス島に持っていった1000冊の環境教育用テキストと医療機器)。

厚生省のTeraira Bangao博士と次官のMr. Riteri Marinrakaが早速血圧を測っていました。



 
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